設備投資等大きな資産を購入すると、固定資産として計上されることとなります。
固定資産は「減価償却資産」とも呼ばれ、支払ったときの一度の経費ではなく、
使用期間に渡って少しづつ経費に計上していくこととなります。
これを「減価償却」と呼びます。
「減価償却」の計算の基礎となる、その「減価償却資産」の取得価額は非常に重要となります。
以下に主な場合の取得価額をご紹介します。
① 購入した場合
次の合計額
・購入代価
・引取運賃や購入手数料、関税など、購入のために要した費用
・事業の用に供するために直接要した費用
② 自己で建設、製造等をした場合
次の合計額
・建設等のために要した原材料費、労務費及び経費
・事業の用に供するために直接要した費用
取得価額によって、毎期の減価償却費が変わってくることとなりますので、
購入時や製造時の資料からよく確認し、慎重に判断されて下さい。