会社の「交際費」は、税金の計算上一部経費にならないこととなっています。
ただし、平成27年現在、一般的な中小企業では年間支出額800万円までは経費として認めることとなっています。
国税庁が公表しています統計によると、中小企業の年間交際費の額は約400万円となっていますので、
800万円を超えることはほぼ無いのでは思います。
ほとんどの「交際費」は経費になると考えてもいいのかもしれません。
また、「交際費」と似た経費として「会議費」というものもあります。
「会議費」とは、会議、来客の商談、打ち合わせ等にかかる昼食程度の飲食費用を言います。
こちらの「会議費」は「交際費」とは違って、全額経費にすることができます。
800万円枠を超えないからといって、なんでも「交際費」で処理するのではなく、
内容を判断して「会議費」にきちんと分けるようにしましょう。